STEP 03|乗り換え前チェックリスト
料金を下げること自体は難しくありません。難しいのは、下げたあとに困らないことです。乗り換えてから「しまった」となりやすい順に並べます。
1. キャリアメールをどうするか
大手キャリアのメールアドレスは、解約すると原則として使えなくなります。各社とも有料の持ち運びサービスを用意していますが、月額がかかるので、そのぶん節約額が目減りします。
やるべきことは、そのアドレスを何に使っているかの棚卸しです。銀行、証券、行政の手続き、フリマアプリ、ゲームのアカウント。ここに紐づいているものを先にフリーメールへ移しておけば、持ち運びサービスは不要になります。
2. 端末はそのまま使えるか
確認するのは2点です。
- SIMロック ── 近年に発売された端末は原則としてロックがかかっていませんが、古い端末は解除が必要な場合があります。契約中のキャリアのマイページで状態を確認できます
- 対応周波数 ── 乗り換え先が借りている回線と、手持ち端末の対応バンドが合っているか。各社が動作確認済み端末の一覧を公開しているので、型番で探すのが確実です
3. 端末の分割払いが残っていないか
残っていても乗り換えはできますが、支払いは元のキャリアに対して続きます。「乗り換えたのに前のキャリアから請求が来る」と慌てるのはこのパターンです。残り何回あるかを先に確認しておいてください。
4. 家族割・セット割が外れないか
ここが見落とされがちです。自分ひとりが抜けることで、家に残る家族の割引条件が崩れることがあります。固定回線とのセット割も同様です。自分の請求だけを見て得だと判断すると、世帯全体では損をしている、ということが起こります。
5. 支払い方法
格安SIMはクレジットカード払いのみ、という事業者が少なくありません。口座振替に対応しているところもありますが、選択肢は狭くなります。ここは早めに確認しておくと、比較の段階で候補を絞れます。
6. サポートの形
店舗を持たずオンライン受付のみ、という事業者は多いです。料金が安い理由の一つでもあります。自分で手続きを進められるならまったく問題ありませんが、対面で相談したい人にとっては大きな差になります。
この6項目を紙に書き出してから比較表に進んでください。
条件が固まっていれば、比較表を見る時間は10分で済みます。固まっていないと、何時間見ても決められません。